今回のCDについてのコメント

本当に結局は「人」に助けられているなぁ・・・と実感する38歳のデビューとなりました。
28歳の時に沖縄から「bkoz」でデビューした時とはまた違うスタートになったんだけど、あの時には分からなかった事が今ではよくわかる事もある。少しは自分も成長したのかな?と思う。

『向かい風を味方につけよう』、まさに今の自分を映し出したような曲だ。

まだ、扉を開けて一歩進み出したばかりだけど、「悲しみ」「痛み」「感動」をしっかり受け止めて、感じて1歩1歩を大事にして行こうと思う。

アルバムの曲も自分にとって、とても大事に曲達ばかりで、みんなに希望が湧いてくるようなCDになればと思う。
色んな事が急ピッチで決まり、制作にもあまり時間がなかったけど、「伝わる」作品が出来たと思う。

いい意味で、力も抜けて、でも真剣に向き合って作れた今回の作品、一人でも多くの心に届いて、優しい風を吹かしてくれる事を願っている。

最後に、いつも応援してくれているすべての人達に心から感謝します。


『 ありがとう 』

曲解説

1:向かい風を味方につけよう
『困難な時こそ、人は大きく成長できる』
ある新聞で『飛行機は、向かい風に向かって飛ぶ、人も困難な時にこそ大きく飛躍できる時』という記事を目にした。その時の自分と重なった・・・。逆風に向かって飛ぶ飛行機、逆境に立ち向かう人生とかけていた。大変な時だからこそ、逃げるんじゃなくてそれをバネにして、今までよりも高く飛ぶ。その時の自分にも言い聞かせるように作った曲。この曲は僕の人生を大きく変える曲になった意味のある1曲だ。そして、この曲の様に、向かい風を味方につけて、高く高く飛ぶんだ!いつだって、どんな時だって、信じて。

2:ただ キミが欲しくて
「人を好きになると言う事・・・」とてもステキな事。
でも、時にそれが周りを見えなくし、自分さえも失う。
本当に、大切な人に幸せになってほしい。
だから伝える「さよなら」もあると思うんだ。


3:つたえたいキモチ
知り合いのOSUKE PARKSから突然の電話、「Mちゃんに曲を送ってあげたいんです。」
Mちゃん(真子)は、悪性疾患の病と闘っている少女(現在高校生)曲を送るなんて、そんな簡単な事じゃない・・・。心の中で色んな葛藤があったが、OSUKEの熱い想いと、Mちゃんに『縁』を感じ、彼女が喜んでくるのなら、そして、同じ病に苦しむ人の少しでも『勇気』になればと思って、作詞をOSUKE PARKSが作り、この曲を贈った。


4:街に風が吹く Feat.井上比佐子
阪神淡路大震災の時、僕は神戸市須磨区に住んでいた。地震の後、3ヶ月位は避難所で炊き出しや、バイク隊で救援物資を運んだり、けが人を運んだり、水をかぶって消防隊と一緒に消火活動をした。少し落ち着いてきた頃から、避難所を演奏でまわった。何が出来るかなんて正直考えている状況でもなく、目の前の出来る事を必死でやっていた・・・。この曲は、避難所にいた時、そこにあったピアノで作り始めた曲。レコーディングには、その当時に一緒に演奏でまわっていたメンバーにも参加してもらった。こうして時を経て又一緒に音楽が出来た事を嬉しく思うとともに、感謝します。ありがとう、Voのやっさんと、Baの宮ちゃんマン。
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そして今回の東北地方太平洋沖地震・・・。
自分に今出来る小さな事でもいいから、続けて行こうと思っている。簡単な事じゃないけど、でも、きっと夜は明けて朝が来る、「冬は必ず春になる」。一日も早い復興、そして一人でも多くの人の心に春が必ず来る事を祈っています。
井上比佐子 (Vo)
この曲は、16年前?に一緒に歌わせてもらったけど、今回は、また新しい感覚で、新しい曲を演奏した感じでした。この曲ほんま何回聴いてもいいし、飽きない、曲が「すごくイイ」と思います。レコーディングは、あまり慣れないので、冷や汗もん(^-^;)やったけど、楽しかった〜。もっと録音したい♪と思えるようなレコーディングになりました。何よりもやっぱり、16年も経ったのにこうやってこの曲のお陰で、また巡り会い、当時の気持ちのまま、また一緒に演奏出来た事に、ミュージシャンとしての醍醐味を感じたし、遠い地(神戸在住)に居ても、こうやって頑張ってるんやなあ…と、感動の想いでいろいろな話を聞き、貴重な時間を過ごせました。なんせ、めっちゃ楽しかった!!! きっと一生忘れない...ほんまに楽しかった。
ありがとう。
宮内宏和 (Ba)
『今回、レコーディングで参加させてもらった♪街に風が吹く♪は僕にとっても思い入れの深い作品です。16年前の阪神淡路大震災の時、kosukeと僕はお互いのバンドで避難所回りをしながら演奏し、ボランティア活動している時に出会いました。神戸の街も、人の心も、復興させたいと奮闘しているときに『街に風が吹く』を初めて聴いた時の感動は今でも忘れられません。今回、レコーディングする前に、あらためて歌詞を読み直しました。そして、kosuke、井上比佐子と3人でディスカッションした上でレコーディングすることになりました。16年を経て、又こうしてミュージシャンが集い合って、この曲に心を込めてレコーディング出来たことを誇りに思います。東北大震災で被災された方、またボランティア活動に参加されてる方、そして復興を願う日本・世界中の方々の心に寄り添っていける作品になることを祈ります。今回は本当に、ありがとうございました。


5:あなたを守る強さが欲しい Feat.cozy
大切なモノを守る「強さ」
自分に必要だった「強さ」
本当の「強さ」
弱いから強くなれる、僕は強くなるんだ・・・。
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今回は、この曲にcozyという素晴らしいアーティストを迎えた。Vo & Gのユニットで、彼らとはイベントで一緒になって、今回声をかけた。その歌唱力には度肝を抜かれた。これから、期待のアーティストだ!!!レコーディングは朝の9時までやってたけど(笑)楽しかったなぁ!!!彼らのお陰で、この曲が又一段と深く良くなったと思う。2人の真剣な姿に俺も色んな事を勉強させてもらった。 ありがとうcozy
cozy:MAR (Vo)
今までfeatすることを避けてきたんですが、こんなに楽しいことだと思いませんでした。また今回の作品で自分の至らない部分が明確に見えたことでこれからの歌人生にとってすごくいい勉強になりました!そして!そして!「あなたを守る強さがほしい」とりあえず、めっちゃいいの一言です!笑。魂を込めて歌いました!多くの人に届きますように!
cozy:KAN (G)
今回、kosukeさんのアルバムの中の曲に参加させてもらうことになり、レコーディング経験があまりないので少し不安でしたが、レコーディング中はいろいろと教えてもらいめちゃめちゃいい経験&勉強になりました!!初めてデモを聴いた時から「うわ〜、普通に良い曲だなぁ」って思ってましたが、レコーディングしてだんだん曲が完成に近づくたんびに、どんどんクオリティが上がって相方とテンショ上がってました!!今はかなりヘビーローテーションして聴いてます!!これからこうすけさんのライブでこの曲をやることになったらって考えるとだいぶ興奮しますね〜!!笑みなさん、ホントにオススメなので、「あなたを守る強さが欲しい」を、チェケラ〜!!!そして、なによりこうすけさん感謝です!!!


6:I Believe
『猟奇的な彼女』の映画の主題歌。
この映画を見た時、涙が止まらなかった。それから日本語にカバーされた主題歌の日本語バージョンを歌うようになった。「信じる」事の強さ、その意味の大きさを、この曲を歌う時にいつも感じる。どんな辛い事があっても信じる強さは、何にも勝る。今回唯一のカバー曲だけど、自分の曲のように歌っている、大好きな曲なんだ。


7:僕は歌うよ
bkozで2002年にデビューしてから、けっしていい時ばかりじゃなかった、足元さえ見えなくなるくらいに不安になったり、孤独になったり・・・。そんな時、ファンの人から「頑張ってください」と握手をしながら言葉をもらった、『頑張ってください・・・』もう何回聞いただろうこの言葉、でもその時の僕の心に大きな『勇気』となって響いたんだ。たった「ありふれた一言」そして、僕はまた「歌おう」と、歩き始めたんだ。
今でも忘れない、ずっと忘れない・・・。
「ありがとう・・・」お陰でこうやって歌っていられてるよ。

あとがき

「2011.3.11」東北大地震が起きました。誰もが予想もつかなかった出来事。
そしれ、被災地でも沢山の悲しみが生まれた・・・。現地の被災された方、そして親族の方が被災された方、心からお見舞いを申し上げます。
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以前、僕も阪神淡路大震災に遭遇し、避難所で生活し、その後、避難所を演奏で巡り、その中で色んな事を感じ経験しました。
今回は、色んな「縁」の中で、CDのリリースの運びになった訳ですが、今は自分が出来る事を精一杯に、そしてこの命をしっかり生きて行こうと思います。僕だけの力なんて「小さな力」かもしれないけど、沢山の人の「大きな力のひとつ」なんだと、今後も自分に出来る事を見つけ、行動していきたいと思っています。そして、日本だけでなく世界の一人でも多くの人達の「悲しみ」が「喜び」に変わる事を願いながら、これからも歌い続けて行きたいと思います。
                                                         - Kosuke -